#2 集客方法はなぜ通用しなくなったのか

集客の悩み

「どこで知ったんですか?」

お客様との会話の中で、
そう聞いたことがある人もいるかもしれません。
すると意外な答えが返ってきます。

「TikTokで見ました」

「友達が行っていて」

「なんとなく知ってました」

「前から気になっていました」

 

もちろん、企業側は広告を出しているかもしれません。

SNSも更新しているかもしれません。

ですが中には、

特別な広告を見たわけでもない。
誰かに紹介されたわけでもない。
それなのに、なぜか知っている。

そんなお客様も少なくありません。

「お客様はどこから来るのか」

前回の記事では、

「気付いたら新規客が減っていた」

という現象についてお話しました。

サービスは変わっていない。
品質も落ちていない。
それなのに新規のお客様だけが減っている。

そんな企業や店舗は少なくありません。

では実際に何が変わったのでしょうか。

今回は少し視点を変えて、

集客方法が通用しなくなり、お客様はどこから来るのか

を考えてみたいと思います。

 

 

—昔は“見つけた人”が来店していた—


少し前までの集客は比較的シンプルでした。

・駅前の看板を見る。
・チラシを見る。
・広告を見る。
・知人に紹介される。
・そのまま来店する。

飲食店でも、美容室でも、整体院でも、
地域密着型のビジネスは特にこの流れが中心でした。

 

だから当時は、

・良い立地を取る
・チラシを配る
・広告を出す

それだけでも一定の成果が見込めました。

  

 

—今は“比較した人”が来店している—


ところが現在は違います。

例えば飲食店を探す場合。

・まずGoogleで検索する。
・Googleマップを見る。
・口コミを見る。
・Instagramを見る。
・利用者の投稿を見る。
・友人の投稿を見る。

その後でようやく来店を検討します。

美容室やクリニックなら、さらに慎重です。

・症例を見る
・レビューを見る
・SNSを見る
・比較サイトを見る

複数の候補を比較しながら決めています。

 

つまり今は、

「見つけてもらうこと」

よりも、

比較されたときに選ばれること

が重要な時代になっています。

 

 

—広告が効かなくなったわけではない—


ここで勘違いされやすいのが、

広告はもう意味がない

という考え方です。

 

実際には違います。

広告は今でも重要です。

 

ただし、

広告だけで完結しなくなった。

これが正しい表現です。

広告で知る。
検索する。
口コミを見る。
SNSを見る。
比較する。
来店する。

この流れが当たり前になっています。

 

だから最近、

広告費だけが増えている。
CPAが高騰している。

そんな企業も増えています。

 

広告が悪いのではありません。

比較検討される場所で負けている可能性があるのです。

 

 

—現場ではこんなことが起きている—


経営者は言います。

 

「広告代理店を変えた方がいいのかな」
「もっと広告費を増やすべきかな」
「SNS担当を増やそうかな」 

一方で現場スタッフは、

「こんなに投稿しているのに」
「口コミもお願いしているのに」
「キャンペーンもやっているのに」

と感じています。

 

しかし本当に必要なのは、

施策を増やすことではありません。

お客様がどこで判断しているのかを知ることです。

 

 

—最近伸びている企業が見ているもの—


最近伸びている企業は、

広告だけを見ていません。
SNSだけを見ていません。

彼らが見ているのは、

認知から比較検討までの導線です。

・検索したら何が出るのか
・口コミは十分あるのか
・利用イメージは伝わるのか
・第三者の声はあるのか
・SNSで実際の体験が見えるのか

つまり、

企業発信だけでなく、第三者発信まで設計しています。

 

 

—なぜ今、第三者発信が注目されているのか—


最近、多くの企業が注目しているのが、

口コミやUGCです。

 

企業が伝える情報より、

利用者が伝える情報の方が信頼される場面が増えているからです。

 

だからこそ、

・口コミ施策
・アンバサダー施策
・インフルエンサー施策
・UGC創出施策

 こうした取り組みを始める企業が増えています。

 

もちろん、

全ての企業がインフルエンサーマーケティングをやるべきという話ではありません。

 

しかし、

「企業が発信する時代」

から

お客様にも発信してもらう時代

へ変わっていることは間違いありません。

 

 

—あなたの会社は、どこで見られていますか?—


もし、

・広告費が増えている
・新規客が減っている
・若年層だけ集まらない
・SNSが売上に繋がらない

 

そんな状態なら、

問題は集客量ではなく、

認知から比較検討までの導線かもしれません。

 

次回は、

失敗と成功の話を公開!

 

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