#2 行列のできる飲食店がやっている認知導線
「料理には自信があるのに、お客さんが増えない。」
飲食店経営者の方と話していると、
本当によく聞く言葉です。
スタッフ教育もしている。
食材にもこだわっている。
SNSも更新している。
それなのに、
「週末も席が埋まらない」
「新規のお客様が減った気がする」
「広告費だけ増えている」
そんな悩みを抱えている店舗は少なくありません。
一方で、
同じような立地、
同じような価格帯でも、
なぜか行列ができるお店があります。
この差はどこで生まれるのでしょうか。
実はその答えのひとつが、
「認知導線」
にあります。
—認知導線とは?—
認知導線とは、
お客様があなたのお店を知るまでの経路です。
例えば、
- Instagramで見つける
- TikTokで流れてくる
- Googleマップで見つける
- 友人から紹介される
- インフルエンサーの投稿を見る
- 通勤中に看板を見かける
これらすべてが認知導線です。
集客というと、
「広告」
「SNS」
を思い浮かべる方も多いですが、
その前に
“どう知ってもらうか”
があります。
—実はお客様はすぐには来店しない—
例えば休日。
「今日は外食しようかな」
と思ったとします。
TikTokを見る。
↓
美味しそうなお店を見つける。
↓
Googleで調べる。
↓
口コミを見る。
↓
Instagramを見る。
↓
数日後に友人が同じ店を投稿している。
↓
来店。
こんな経験はないでしょうか。
実際のお客様も、
似たような流れで来店しているケースが少なくありません。
つまり、
1回見ただけで来店するわけではない。
ということです。
—あなたのお店はどの段階で離脱している?—
集客が伸び悩む理由は店舗ごとに違います。
- 認知不足
- 口コミ不足
- 比較検討不足
- 指名検索不足
- 来店導線不足
まずは現在地を知ることが大切です。

—行列店はSNSが強いのではなく「導線」が多い—
人気店を見ると、
「SNSが伸びているからだ」
と思われがちです。
しかし実際は、
・Instagram
・TikTok
・Google口コミ
・友人の投稿
・地域メディア
など、複数の場所で見かけることが多いのです。
人は何度も接触することで、
「最近よく見るな」
と感じます。そして、
「今度行ってみようかな」
になります。
—行列店が作っている3つの認知導線—
① 口コミ導線
最近は、
「友人の投稿を見て来店した」
というケースが増えています。
写真を撮りたくなる商品。
思わず投稿したくなる店内。
これも立派な集客施策です。
② SNS導線
InstagramやTikTokは認知拡大の王道です。
ただし重要なのはフォロワー数だけではありません。
どれだけ
「知らない人のおすすめ欄」
に出られるかです。
③ 第三者発信導線
行列店ほど、
自分たち以外が発信しています。
- インフルエンサー
- 一般ユーザー
- 地域メディア
- グルメアカウント
第三者の発信は、
店舗発信より信頼されやすい傾向があります。
—なぜ最近IFMが注目されているのか—
ここ数年、
インフルエンサーマーケティング(IFM)に取り組む飲食店が増えています。
ただし、
有名人を使えば成功する。
という話ではありません。
例えば、100万円を1人の大型インフルエンサーに使う施策。
これは認知拡大には非常に効果的なケースがあります。
一方で、1万円を100人に使った方が成果が出るケースもあります。
なぜでしょうか。
人は1回見るより、10回見た方が行動するからです。
「あの人も行っていた」
「また別の人も投稿している」
「口コミも増えている」
こうして、
“気になる”
が積み重なっていきます。
—成功店舗は何を見ている?—
フォロワー数だけではありません。
- 保存数
- UGC投稿数
- Google口コミ
- 指名検索
- 来店数
なども見ています。
つまり、
「見られたか」
ではなく、
「気になったか」
を重視しているのです。
—集客に悩む店舗の多くは「知られていない」—
料理が悪いわけではない。
接客が悪いわけでもない。
ただ、
知られていない。
というケースは少なくありません。
だからこそ、
「どう集客するか」
の前に、
「どう知ってもらうか」
を考える必要があります。
—まずは認知導線を整理してみませんか?—
もし今、
- 新規客が増えない
- SNSが伸びない
- 広告費だけ増えている
- 若年層に届かない
そんな悩みがあるなら、
まずは施策を増やす前に、
どこでお客様が離脱しているのか
を確認することをおすすめします。
行列のできる店舗は、
偶然人気になったわけではありません。
お客様が自然にお店を知る仕組みを作っています。
まずは自社の認知導線を整理するところから始めてみませんか?

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